リードとは、見込み客のことです。マーケティング・オートメーションでは、コンタクト、見込み客という用語もよく使われます。
リード情報は、「リード」メニューからアクセスします。これらは一番使うメニューとなりますので、この使用方法は熟知しておく必要があります。
目次
リードリスト
Markefanで収集した見込み客の一覧を表示します。
マイクロマーケティングでは、見込み客の個々の情報に応じてマーケティング施策を定めて見込み客を育成していくこと(リード・ナーチャリングといいます)が求められます。見込み客の各種情報はMarkefanのリード情報として収集・管理されています。
リード情報を収集する
リード情報を収集するには、以下の3種類の方法があります。
リード項目のうち、「カテゴリー」および「役職」を紐づけたい場合は、各々のメニューから予め登録しておく必要があります。
① サイト訪問者のリード情報を追跡・収集する
サイトに「顧客登録フォーム」を埋め込んだランディングページを設置することによりリードの登録が行えます。
顧客登録フォームの作成は「顧客登録フォーム」を参照ください。
登録されたリードは、追跡された情報が格納されます。通常のサイトから追跡されるのはIPアドレスのみですが、会員サイトでの会員情報やフォームからの入力、Twitterとの連携など、連携を設定するとフォームの入力したメールアドレスや氏名など、見込み客を特定する情報を追跡することができます。
⓶ ファイルからリード情報をアップロードする
Excelでまとめたイベント参加者リストなどのWeb上にないリード情報は、リードリスト画面で、 [アップロード] タブをクリックして、 以下の手順でCSVファイルからアップロードすることができます。
<Step 1> CSVファイルのアップロード
[ファイルの選択] をクリックして、インポートするCSVファイルを指定したら、[アップロード] ボタンをクリックします。
アップロードするCSVファイルはの文字コードは「Shift-JIS」まはた「UTF-8」です。アップロード時にファイルの文字コードを指定すると、日本語は文字化けをしてしまいますので、ファイルの文字コードとアップロード時の指定文字コードは必ず合わせてください。(通常、日本語版のWindowsOSのアプリケーションは「Shift-JIS」が使用されています)
また、CSVの編集にExcelを使用すると、文字列や日付項目のフォーマットが自動変換されてしまい正常にCSVの読み取りが行えない場合がありますのでご注意ください。
*1) MarkefanのCSVアップロードで使用できる日付形式は「yyyy-mm-dd」です。 |
<Step2> ファイル形式のマッピング
次に、以下のようなアップロードするファイルの項目とMarkefanの項目を割り当てる画面が表示されるので、項目の割り当てを行います。
CSVファイルの項目名とMarkefanの項目名を合わせておけば、ここは特に変更する必要はありません。
Markefan項目とCSVファイルの項目を合わせるには、一度、「リード情報をCSVファイルにダウンロードする」の手順でMarkefanのリードのダウンロードを行って、そのファイルをもとにアップロードするCSVファイルを作成するとよいでしょう。
[次へ] をクリックするとファイルのアップロードを実行します。
アップロードが完了すると、実行結果が表示されるので正常にアップロードが行われていることを確認します。
③ 画面からリードを追加する
画面からリードを追加する場合は、リードリスト画面上部の [+作成] をクリックします。
リード情報入力フォームが表示されるので、必要項目を入力して [保存] ボタンをクリックすると、入力したリード情報が保存されます。
リード情報をメンテナンスする
リード情報を参照する
[リード氏名] をクリックすると、登録されているリードの詳細プロフィール情報やアクセス情報を確認することができます。
リード情報を編集する
プロフィール情報を修正する場合は、プロフィール詳細画面で上部の [編集] ボタンをクリックします。
リードを削除する
プロフィール詳細画面で、上部の [削除] ボタンをクリックするとリードが削除されます。
複数のリードを削除するには、リードリスト画面で削除したいリードをチェックしたうえで [削除] ボタンをクリックすると、チェックしたリードを一括削除できます。
リード情報をCSVファイルにダウンロードする
リードリスト画面でダウンロードリードをチェックしたうえで [ダウンロード] ボタンをクリックすると、下記のダイアログが表示されます。
出力したいフィールドをチェックして、出力するCSVファイル名を入力したうえで [ダウンロード] ボタンをクリックします。
「名前をつけて保存」ダイアログが表示されるので、ファイルの保存場所を指定して [保存] をクリックすると、指定したフォルダにCSVファイルが作成されます。
リードのコンタクト情報を参照する
【ウェブアクセスログ】
リードプロフィール画面で [ウェブアクセスログ]タブ をクリックすると、そのリードのWebへのアクセス履歴が表示されます。
リードがランディングページやメールのリンクからWebへアクセスすると、そのWebにアクセスした履歴が表示されます。
【LPアクセスログ】
リードプロフィール画面で【LPアクセスログ】タブをタップすると、リードがランディングページにアクセスした履歴が表示されます。
【エンゲージメント】
リードプロフィール画面で [エンゲージメント]タブ をクリックすると、そのリードに対するエンゲージメントが表示されます。
企業リスト
Markefanに登録された企業・団体は「企業リスト」に表示されます。
企業・団体を登録する
企業・団体は以下のいずれかの方法で登録されます。
- 企業リストの [+作成] で新規登録する
- リードの「企業名」フィールドに名称登録されている場合
- Webサイト訪問で自動的に解析された企業(「分析」>「来訪企業一覧」に表示された企業)
企業・団体をメンテナンスする
企業情報もリード情報と同様に編集、削除、ダウンロード、アップロードなどのメンテナンスを行うことができます。
セグメント設定
セグメントとは、キャンペーンやオートメーションの対象となるリード(見込み客)を分類したリストのことで、様々な条件でセグメントを作成することができます。
Maakefanでは、この「セグメント」と「キャンペーン」を組み合わせることによって、様々なマーケテイング・オートメーションを実現することができます。
セグメントを設定する
新しいセグメントを追加するには、 [+作成] をクリックします。
セグメントの名前と説明を入力し、抽出する条件となる項目をチェックして抽出条件を指定します。複数の条件を組み合わせた場合は「AND」の意味となりますので注意して下さい。
セグメントに属しているリードを確認する
セグメントリストで、セグメント名をクリックすると、そのセグメントに属しているリードリストが表示されます。
カテゴリー
カテゴリーはマーケティングを行う際にリードを分類したものです。
リードは複数のカテゴリーに属することができます。
カテゴリーは自由に設定することができます。Markefanの使用に慣れてきて様々なマーケティングのシーンで活用できるようになったら、必要なカテゴリーを作成して分類しましょう。
カテゴリーを追加・編集する
カテゴリーを作成するには、[+作成] をクリックして、新規カテゴリーの作成ダイアログを開きます。
カテゴリー名を入力して、[作成] をクリックします。
既存のカテゴリー名を変更するには、編集するカテゴリーを選択して [編集] ボタンをクリックすると、編集ダイアログが表示されます。
リードとカテゴリを紐づける
また、リードとカテゴリーの紐づけはリードの編集ダイアログで行います。
カテゴリーに属しているリードを確認する
カテゴリーリストで、カテゴリー名をクリックすると、そのカテゴリーに属しているリードリストが表示されます。
役職
「役職」は、リード情報の「役職」マスタです。リードの「役職」項目を使用するには、このマスタに役職名を登録しておいてください。
役職を登録・編集する
役職リストに、現在登録されている役職の一覧が表示されます。
新規に役職を追加するには [+作成] ボタンをクリックします。
既存の役職名の修正または削除を行うには、修正する行を選択(ラジオボタンをチェック)して、 [編集]ボタンまたは [削除] ボタンをクリックします。
既存の役職名を修正すると、その役職名に紐づいているすべてのリード情報が変更されます。一部のリードだけの役職名を変更したい場合は、新たに役職を追加したうえでリードの紐づけをなおしてください。
顧客登録フォーム
「顧客登録フォーム」は、リード情報やリードの属性情報収集するためのWebフォームです。作成したフォームは、ランディングページに挿入することができます。
固定フォームを作成する
顧客登録用のフォームを簡単に作成したい場合は [+固定フォーム] ボタンをクリックします。
カスタムフォームを作成する
フォームの項目やレイアウトを自由に設定したフォームを作成したい場合は [+カスタムフォーム] ボタンをクリックします。
カスタムフォームの編集の仕方についてはこちらの動画をご覧ください。
既存のフォームを編集する
既存のフォームを変更する場合は、変更したいフォームの行を選択(トグルボタンをチェック)して、[編集] ボタンをクリックして、編集画面で修正してください。
フォームのその他設定
■入力内容確認画面を表示させる
入力後の確認ステップが必要な場合には、フィールドのページ下部にある「確認の有効化」にチェックを入れます。
■送信後、任意のページに遷移させる
また、遷移先URLを有効にする場合は「遷移先URLを有効にする」にチェックをいれ、URLを入力してください。
送信ボタンを押すと、ここで登録したURLに遷移する形になります。
■入力後に自動送信になるサンキューメールを設定する。
フォームを入力した人に自動配信されるメールを設定したい場合には「サンキューメールを設定する」にチェックを入れて下さい。現在編集中のフォーム送信時に、送られるメールコンテンツと、送信元、返信先を選択します。ここで、設定したい送信元や返信先が出てこない場合には画面上部メニューの「キャンペーン」>「送信元」もしくは「返信先」のメニューから設定をしてください。
「保存」を押下して完了となります。
フォームを公開する
完成したフォームは、Markefanで作成するLPで選択して利用が出来ます。
または、HTMLコードで埋込んで自社のサイトでの利用も可能です。
埋め込みのHTMLコードを発行して、任意の場所に埋め込み、
テスト入力をしてデータが正しく保存されるかを確認の上、公開をしてください。
①発行したいフォームのタイトル左にあるトグルボタンをクリック
②上部に表示になる「HTMLコード」をクリックすると埋め込み用のタグが発行できます。