パブリッククラウド版のMarkefanを使用している場合、キャンペーンメールはMarkefanで使用しているクラウドサービスであるAWSのメールサーバーを経由して送信されます。
このような場合、受信側のサーバーまたはクライアントによっては、スパムまたは迷惑メールとして処理されてしまうことがあります。
これを防止するには、使用しているメールサーバーのドメイン(DNS)設定で、MXレコード・TXTレコードおよびCNAMEレコードを以下のように追加する必要があります。
目次
Step1
ドメインサーバー(DNS) のコンソールまたはコントロールパネル(DNS設定が行える画面)にログインします。
Step 2
MXレコードやTXTレコード(SPF)などのゾーンの設定を行う画面を表示します。
Step 3 メールドメイン認証
MXレコードに “mail.xxx” (xxx は 使用しているドメイン名に変えてください) と入力し、値に “feedback-smtp.us-west-2.amazonses.com”と入力します。
入力後、保存して続けます。
* “mail.xxx” のmailは任意のアルファベットに変更が可能です。ここでは一例でmailを設定しています。
* メールドメインとはメール配信時の「送信元」に表示されるドメインを指します。
Step 4 サブドメイン認証
SPFレコードまたはTXTレコードで、ホスト名に“mail.xxx” (xxxは使用しているドメイン名に変えてください)を追加して、TXTレコードの値に "v=spf1 include:amazonses.com ~all" と入力します。
Step 5 メールドメイン認証
Markefanの管理者に、Step3で設定したホスト名「mail.xxx」を連絡すると、認証のための <key> が発行されます。
TXTレコードで、ホスト名に “_amazonses.xxx ”(xxxは使用しているドメイン名に変えてください )を追加し、値に、Markefan管理者から入手した“<key>”を入力します 。
Step 6 DKIM設定
CNAMEレコードに、Markefanより発行される3つのNameとそれぞれに対応する値(Key)を入力します。
Step 7 DMARC設定
DMARC設定のための値を以下の通り、入力します。
タイプ : TXT
ホスト名 : _dmarc.xxx (xxxは使用しているドメイン名に変えてください)
値 : "v=DMARC1; p=none;"
Step 8
保存して終了します。